ChronoCraft

使い方

ChronoCraft(iPhone アプリと Apple Watch アプリ)の使い方を説明します。ボタンや画面の名前は、アプリに表示されるとおりに「」で示します。

アプリは App Store から入手できます(無料)。

1. はじめに

できること

最初の 1 分(デザイン例から始める)

ホーム。3D の時計と、デザインを始めるボタン
図 1 ホーム。時計の下に「カスタマイズを続ける」「デザインを始める」「デザイン例から始める」が並びます。右上の歯車は「設定」、時計の右下の電球は「照明」です。
デザイン例の選択画面
図 2 「デザイン例」の一覧。5 つのデザインから選びます。右上の × で閉じます。
  1. ホームで、時計の下にある「デザイン例から始める」をタップします。
  2. 「デザイン例」の一覧(図 2)から好きなデザインをタップします。選ぶと、パーツを選ぶ画面(「パーツ選択」)に進みます。
  3. 3D の時計の下に並ぶタブでパーツを選び、その下の格子で「素材」を替えてみます。3D の時計がすぐに変わります。
  4. 変更は自動で保存されます。名前はデザイン例の名前になり、あとで変えられます。

何もないところから作るときは、ホームの「デザインを始める」をタップします。「ベース選択」でムーブメントを選んで「次へ」をタップすると、「パーツ選択」に進みます。名前は「新しいデザイン」になります。続きを作るときは、ホームの金色の「カスタマイズを続ける」をタップします。

ホームの入口

ホームを上へスクロールすると、いま編集しているデザインに対する操作のボタンが並びます(図 3)。「構造を見る」「動作を見る」「名前を変更」「マイデザイン」「共有」「Apple Watch に表示」「写真文字盤用の画像を保存」です。それぞれの使い方は、この先の章で説明します。

ホームの入口のボタンの一覧
図 3 ホームを上へスクロールしたところ。デザイン名の下に、各機能への入口のボタンが並びます。

3D の時計の動かし方

2. iPhone: デザインする

パーツを選ぶ(タブ)

「パーツ選択」の画面では、上に 3D の時計、その下にパーツのタブ、さらにその下に選択肢の格子が並びます(図 4)。タブは「ケース」「ベゼル」「文字盤」「針」「風防」「ストラップ」「ムーブメント」「ローター」「裏蓋」で、横にスクロールすると続きが出ます。「ローター」は自動巻きのムーブメントのときだけ表示されます。タブを替えると、そのパーツが見やすい向きに時計が回ります。

パーツ選択の画面
図 4 「パーツ選択」。「ケース」のタブで素材を選んでいるところ。選んでいる素材には金色の枠と印が付きます。
選べない組み合わせの理由のバナー
図 5 「文字盤」のタブ。鍵の印の形は今のデザインでは選べません。タップすると、上のバナーに理由が出ます。

画面の上のツールバー

「パーツ選択」の画面の上には、左に戻るボタン、その右に次のボタンが並ぶツールバーがあります(図 4)。

形・素材・仕上げを選ぶ

選べない組み合わせ

今のデザインでは選べない形・素材・仕上げは、薄く表示され、鍵の印が付きます。それをタップすると、選べない理由が画面の上のバナーに表示されます(図 5。デザインは変わりません)。ほかのパーツに合わせて自動で調整されたときも、その内容がバナーで知らされます。バナーは数秒で消えます。すぐに閉じるときは、バナーの右の × をタップします。

元に戻す・やり直す

ツールバーの曲がった矢印のボタン(左向きが「元に戻す」、右向きが「やり直す」)で、直前の変更を戻したり、やり直したりできます。「詳細設定」の画面でも、右上の同じ矢印で戻せます。

ムーブメントを替える(ベース選択)

「パーツ選択」のツールバーの歯車のボタン(「ベース選択」)で開きます。

  1. 「巻き上げの方式」で「手巻き」か「自動巻き」を選びます。
  2. 「ムーブメント」のカードから 1 つ選びます。カードには秒針の位置(「センターセコンド」「スモールセコンド」)、「日付あり」「日付なし」、直径が書かれています。
  3. 「次へ」をタップします。

今のデザインに合わないムーブメントには「今のデザインでは選べません(選ぶと理由を表示)」と表示されます。見出しの横の「?」のボタンで、手巻きと自動巻き、秒針の位置の説明を読めます。

詳細設定

「パーツ選択」のツールバーの、3 本の線のスライダーの形のボタン(「詳細設定」)で開きます。上に 3D の時計、下に項目が並びます。次の値を変えられます。

詳細設定の画面
図 6 「詳細設定」。各項目の下に、選べる範囲や刻み方の説明が出ます。

項目の横の金色の「?」のボタンで、それぞれの意味を読めます。

ツールバーのほかのボタン

「パーツ選択」のツールバーからは、「構造を見る」「動作を見る」「名前を変更」「マイデザイン」「共有」「Apple Watch に表示」「写真文字盤用の画像を保存」も開けます(ツールバーに入りきらないものは「…」の中にあります)。同じ操作は、ホームの入口のボタンからも選べます。

3. iPhone: 構造を見る

ホームの「構造を見る」、または「パーツ選択」のツールバーの重なった板の形のボタンで開きます。上に 3D の時計、その下に「分解」のスライダー、さらにその下に「組み立てる」「スケルトン」と「レイヤー」の一覧が並びます。

分解した時計とレイヤーの一覧
図 7 「分解」を 29% にして、一覧で「テンプ」を選んだところ。名前と役割のカードが出ます(一覧を下へスクロールした状態)。

4. iPhone: 動作を見る

ホームの「動作を見る」、または「パーツ選択」のツールバーの「…」の中の「動作を見る」で開きます。テンプのある裏側から近くで見る向きで始まります。上に 3D の時計、下に操作が並びます。

動作を見る画面
図 8 「動作を見る」。「速さ」を「1/20」にして、「機構の解説」で「脱進機」を選んだところ。

裏蓋がシースルーでないデザインでは、外装を透かしてムーブメントを見せます。ローターはテンプを隠さないように薄く表示されます。

5. iPhone: 照明

3D の時計の右下にある電球のボタン(「照明」)をタップすると、画面の下に照明のパネルが開きます。ホーム・「パーツ選択」・「詳細設定」・「構造を見る」・「動作を見る」で使えます。

照明のパネル
図 9 ホームで照明のパネルを開いたところ。上から「雰囲気」「明るさ」「補助光」の順に並びます。

照明を既定から変えていると、「照明」のボタンに金色の点が付きます。選んだ照明は画面を移っても、アプリを開き直しても保たれます。照明はデザインの内容ではないため、共有する画像・一覧の見本・Apple Watch の表示は変わりません。

6. iPhone: マイデザイン

ホームの「マイデザイン」、または「パーツ選択」のツールバーの「…」の中の「マイデザイン」で開きます。

マイデザインの一覧
図 10 「マイデザイン」。いちばん上に Apple Watch への反映の状態、編集中のデザインに金色の枠と「編集中」、Apple Watch に表示するデザインに「Apple Watch」の札が付きます。
デザインを長押しして出るメニュー
図 11 デザインを長押しすると出るメニュー。

保存

保存の操作はありません(一覧の上にも「変更は自動で保存されます」と表示されます)。「デザインを始める」やデザイン例から始めると、そのデザインがマイデザインに加わり、変更は自動で保存されます。一覧は 2 列の格子で新しい順に並び、各デザインの見本の下に名前と日時が表示されます。いま編集しているデザインには金色の枠と「編集中」が付きます。デザインをタップすると開き、もとの画面に戻ります。

メニュー(長押し)

一覧のデザインを長押しすると、図 11 のメニューが出て、「開く」「名前を変更」「複製」「共有」「Apple Watch に表示」「写真文字盤用の画像を保存」「削除」を選べます。

新しい版のアプリで作られたデザインや、データが壊れたデザインは、「開けません。アプリの更新が必要です」「データが壊れているため読み込めません」と表示され、開けません。

iCloud の同期

7. Apple Watch に表示する

送り方

  1. Apple Watch に ChronoCraft を入れておきます。
  2. マイデザインでデザインを長押しし、メニュー(図 11)から「Apple Watch に表示」を選びます。いま編集しているデザインなら、ホームの「Apple Watch に表示」、または「パーツ選択」のツールバーの「…」の中の「Apple Watch に表示」でも送れます。

Apple Watch に表示できるデザインは 1 つです。別のデザインで「Apple Watch に表示」を選ぶと、そちらに替わります。選んだデザインには、一覧で金色の「Apple Watch」の札が付きます(図 10の「Sakura Mechanica」)。選んだあとにデザインを直すと、変更も自動で Apple Watch に送られます。やめるときは「Apple Watch に表示しない」を選びます。Apple Watch はデザイン例の表示に戻ります。

反映の状態の表示

デザインを選んでいる間、マイデザインの一覧のいちばん上に、時計の印とともに状態が表示されます(図 10では「Apple Watch に反映済み(2026年10月24日 9:41)」)。

届くまでの時間

Apple Watch が iPhone の近くにあるとき、Watch アプリを開いている間、または閉じた直後は、数秒〜30 秒ほどで反映されます。それ以外のときは、次に Watch アプリを開いたときに反映されます(watchOS がアプリを背景で起こしたときに反映されることもあります)。接続されていなかったときも、次に接続したときに最後の状態が届きます。

8. Apple Watch: 操作

Watch アプリを開くと、選んだデザインの時計が現在時刻を指して表示されます。まだデザインを受け取っていないときは、デザイン例「Forest Heritage」と「iPhone で選ぶと自分の時計になります」の案内が表示されます。受け取ったデザインは Apple Watch に保たれ、iPhone が近くになくても表示できます。

Apple Watch の時計の表(拡大)
図 12 表(「拡大」)。初めて開いたときの大きさです。
Apple Watch の時計の裏
図 13 タップすると裏。輪列とローターが見えます。
全体を見る大きさ
図 14 クラウンで縮小した「全体」。下にデザイン名が出ます。

9. Apple Watch: 文字盤で使う

Apple Watch の文字盤そのものは、アプリから作れません(watchOS の決まり)。代わりに、次の 2 つの方法で、いつもの文字盤に ChronoCraft の時計を置けます。

コンプリケーション

  1. Apple Watch の文字盤を長押しし、「編集」をタップします。
  2. 「コンプリケーション」の画面までスワイプし、置きたい枠をタップして ChronoCraft を選びます(図 15)。
Apple Watch の文字盤に置いた ChronoCraft のコンプリケーション(長方形と円形)
図 15 モジュラーの文字盤に置いた ChronoCraft のコンプリケーション。中央が長方形(時計だけを大きく)、下が円形。

針は 1 分ごとに進み、秒針はありません。Apple Watch に表示するデザインを替えると、コンプリケーションも替わります。タップすると Watch アプリが開きます。

写真の文字盤

  1. マイデザインでデザインを長押しし、メニュー(図 11)から「写真文字盤用の画像を保存」を選びます(いま編集しているデザインなら、ホームの「写真文字盤用の画像を保存」でも選べます)。
  2. 初めてのときは、写真への追加の許可を求められます。許可すると画像が作られ、「写真文字盤用の画像」の画面に「写真に保存しました」と表示されます(図 16)。「閉じる」または右上の × で閉じます。
  3. 画面の案内のとおり、iPhone の Watch アプリ → 文字盤ギャラリー → 写真 で、保存した画像を選び、写真の文字盤に設定します。
写真文字盤用の画像を保存した画面
図 16 画像を保存したあとの画面。次にすることが案内されます。

画像は文字盤を正面から見た姿で、針は入りません(写真の文字盤が時刻を重ねて表示するため)。日付窓には数字が入りません。画像の大きさは、ペアリングしている Apple Watch の画面に合わせます。写真への追加を許可していないときは「写真への保存が許可されていません」と表示されるので、「設定を開く」から許可してください。

10. 設定

ホームの右上の歯車のボタンで「設定」を開きます。

設定の画面
図 17 「設定」。上から「音と触覚」「Apple Watch の長押し」「ヘルプ」の順に並びます。

設定は自動で Apple Watch に送られ、デザインと同じ時機に反映されます。Apple Watch がペアリングされていない、または ChronoCraft が入っていないときは、そのことが「設定」に表示されます。

端末の設定との関係

11. アクセシビリティ

VoiceOver

視差効果を減らす

文字の大きさ

端末の文字の大きさの設定に合わせて、文字が大きくなります。大きな文字では、選択肢や一覧が 1 列に並び、説明は折り返して全文を表示します。

12. 困ったときは

よくある質問はサポートをご覧ください。ご質問・不具合のご報告・ご意見は info@kamkam.me までお寄せください。